
チャットレディを続けて、そして卒業した私が思うこと
迷ったときに読んでほしい、“やめ時”と“続け方”の話
チャットレディって、始めるときも迷うけど、実は「続けるかやめるか」で悩む瞬間の方が多いかもしれません。
私自身、これまでいろんな仕事を経験してきた中で、チャットレディという仕事は、自分に一番合っていたと感じているもののひとつです。
今日は、そんな私の経験から「続けられた理由」と「やめることを選んだ理由」、そして「今だからこそ思うこと」を書いてみたいと思います。
続けられた理由は、“楽しかった”だけじゃない
私がチャットレディを始めた頃、一番最初に感じたのは「この仕事、自分に向いてるかもしれない」という感覚でした。
お客さんとの会話のコツが少しずつ掴めてきて、焦らなくてもいい、途中で切られても「次がんばろう」と切り替えられる。そんなふうに、少しずつ気持ちに余裕が生まれていきました。
焦らずマイペースに続けていても、ちょっとしたコツさえ掴めればちゃんと稼げる仕事なんだ、と気づいたのもこの頃でした。たとえば「なるべく笑顔でいる」だけでも反応が変わったりして、自分なりのスタイルで結果が出せるのは大きな魅力だと思います。
とはいえ、誰もが最初から「楽しい!」と思えるわけではないと思います。私も、最初は待機ばかりで手応えを感じづらかったけど、「ポイントがリアルタイムで増えていく」のを目の当たりにして、それが“目に見える評価”としてどんどん積み重なっていくのがうれしくて、少しずつ続けるのが楽しくなっていきました。
気づけば夜から朝までチャットを続けてしまって、食事も後回し。さすがに口内炎ができて「あっ、ちゃんと休もう」と反省した日もありました。笑 それくらい夢中になれる仕事だったんです。
やめようと思ったことは、正直なかった
よく「なんでやめたの?」と聞かれるけれど、実は、チャット自体がイヤになったことはほとんどありません。
もちろん、面倒なことはありました。たとえば、ノンアダルトで活動していると、「心のつながり」を求めるお客さんが多くて、他のお客さんと話しているだけで、嫉妬のようなメッセージを送ってくる人もいました。
でもそれすら、ポイントになるから…と割り切っていた部分もありました。「病む」ほどではなかった。それくらい、チャット自体は好きだったんです。
私の場合は少し特殊で、途中から自分で事務所を立ち上げて運営していたんですが、その事務所を他県に移したとき、新しい土地に馴染めなかったことが大きくて。結果として、チャットも一区切りつけることになり、その後の引っ越しや結婚を機に、自然と“卒業”という形になりました。
今だから思う、“チャットレディ”という仕事のこと
正直、チャット中はちやほやされてアイドル気分でした。笑 今でいうと、YouTubeの生配信やライブ配信みたいな感覚に近いかもしれません。
自分の世界をつくって、そこにお客さんを巻き込んでいく感覚。でも、主役は自分じゃない。 ライブチャットは、“お客さんが一分一秒に投げ銭してくれる空間”なんだと実感していました。
だからこそ、全力で会話を拾って、お客さんのことをちやほやしてあげる。自分が話すこと以上に、「相手をどう楽しませるか」を考える仕事だったと思います。
マイナスなことを言われても、いちいち気にしない。そんな“割り切る力”も自然と身についていました。
そしてなにより、「がんばったらがんばった分だけ、お金になる」「家から出なくても働ける」そのシンプルさが、今でも魅力的だと感じています。
もし今なかなか思うように稼げていないとしても、それはあなたが悪いんじゃなくて、やり方が合っていないだけかもしれません。 「カメラの設定をちょっと変えるだけで反応が変わる」なんてこともあるので、まずはほんの少し工夫してみるところからでも大丈夫です。
やめてもいい、続けてもいい。どちらも間違いじゃない
人によって“やめる理由”は違うし、どこかで限界を感じて「もう続けられない」と思う瞬間が来るかもしれません。
でもそれは、弱さじゃない。きっと自分の中に、次のステップが見えてきた証なんだと思います。
チャットレディは、始めるのにも勇気がいるけれど、続けるにも、自分を大切にすることが必要な仕事です。
この文章が、どこかで迷っているあなたの背中を、ほんの少しでもやさしく押せたらうれしいです。
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